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山装う季節

                                   いの町戸中山より石鎚山系を望む

先週、初霜が降りてようやく晩秋らしくなった。

本格的な紅葉はまだ少し先だが、むしろ紅葉の盛りよりもこれくらいが心静かに

眺められていいかも。

 

今している作業は下刈り。

下刈りと言えば夏の作業だが、鹿に苗木を食べられてなくなっているところが

あるので、春先に捕植をしやすくするためのその準備。

 

足元には、紫の絵の具を落としたようにアサマリンドウの花が踏み場もないほど

咲いている。ときどき盆栽のような樹形をしたウメモドキの木が真っ赤な実を

つけていて、思わず近くで作業をしている妻に指を指して教えてあげる。

 

これからしばらくの間、山々が僕たちを喜ばせてくれる。