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時の流れに身を任せ

標高900mに建っている築150年の古民家。

山仕事を引退したら、ここで百姓をしながら家内と余生を過ごそうと

思っていたが、体が動くうちはもったない気がして、ズルズルと今日に

至っている。

 

ここで自然に身を任せて仙人のような暮らしができれば、どんなにか幸せ

だろうと思うが、いかんせん俗に染まりすぎたようだ。

風呂やご飯を炊く薪を作るのも面倒臭いし、夏場の草との戦いにも負ける

ようになった。

 

小鳥の鳴き声や虫の声・風のそよぎよりも、テレビやガスのある里の暮らしが

便利でいいのだ。