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春に想う

 

吉田兼好の徒然草のなかに「花は盛りに 月は隈なきをのみ 見るものかは」とある。

また、茶人の村田球光(むらたじゅこう)も「月も雲間なきは嫌にてそうろう」と

森羅万象の不完全さを好んだ。

 

でもね、僕はやっぱり花が咲いた時が分かりやすくていいかも。

冬の寒さに耐え抜いたつぼみがそっと花開く瞬間は、お腹から赤ちゃんが出てきた時の

感動と同じくらいいい。

とは言いながらも形の整った野菜よりも、いびつなほうが自分と重なって安心するし、

葉っぱも虫が食っていない完全形より虫が食っているほうがより自然でいい。

ん、論点がなんか違う?

まっいいか!どうせそんなに多くの人がブログを見てないしね。

 

 書は、女流作家の故沢田明子さんから頂いたものです。

 大きさは違いますが、同じものが国連本部に飾られているそうです。

 梅の生け花は、実はわが家のお手洗いでスミさんの作品です。