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春先の靄(もや)は美しい

山裾に憩う靄も しばらくすると飽きたかのように鼠色の空と

交わっていく

 

その景色のなかに 僕の後ろ姿がある

何を見ているのだろう

何を感じているのだろう

 

空も山も木々も靄も 幾万年も同じ景色を浮かばせては消えていく