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身土不二(しんどふに・しんどふじ)

 

今日は、山の畑にジャガイモの土寄せに行った。

土寄せをしていると畝間(うねま)に20センチほどのタケノコが

5・6本ほど生えていた。

畑の隅にある孟宗竹の根が畑に侵入してきたのだ。

 

ふだんの年ならイノシシに先を越されて食べられないが、今年は

イノシシが少ない上に、タケノコの表年らしくよく見るとあちら

こちらにいくらでもある。

 

その中のよく肥えたものを掘り起こして家に持ち帰り、米のとぎ汁を

入れて七輪の火で茹でた。

湯気が立ち上がりいい匂いがしてくる。スーパ-で売っている茹でた

タケノコはまったく風味もないし歯ごたえもまるでない。

標高が高く気温が低いので節が詰まっていて食べると少し硬いが、

独特の風味がそれを上回っているのでまったく気にならない。

 

同じ土から生まれたタケノコと、同じ土の中から湧き出た水とで

味つけされたそれは、言葉で到底言い尽くせない。